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2023/06/14

マウスウォッシュは必須?マウスピース矯正中、快適に外食するためのポイントとは

目次

マウスピース矯正中は、飲食に気を使います。

マウスピース矯正をこれから行う方や初心者の方は、マウスピース矯正時の外食の対処法や注意点について悩むことがあるのではないでしょうか。

 

この記事では、マウスピース矯正中に禁止されている飲食物外食中あるいは外食後のケア、マウスピースの管理方法など、外食時のポイントを解説します。

 

マウスピース矯正治療中の外食の注意点ってなに?

マウスピース矯正治療中に外食をすることは問題ありません。ですが、マウスピース矯正を適切な形で続けていくためには、外食をする場合に注意したいことがあります。

  • 食事の時には必ずマウスピースを外す
  • 丸一日マウスピースを外した場合はその後の装着時間を調整する

外食時の注意①必ず外すこと!食べ歩きも控えるのがベター

マウスピースは食事のときに必ず外すのが鉄則です。

マウスピースを装着したまま食事をするとマウスピースの破損や変形のリスクがあり、矯正が計画通り進まなくなるだけでなく、食べ物が歯とマウスピースの間に入り込み、虫歯になるリスクもあるからです。

 

そのため、マウスピース矯正中は食べ歩きなどマウスピースを外さずに食事をするというのは控えるのがベターであるといえます。

お付き合いなどで飲食の可能性がある場合は、事前に外しておきましょう。

 

飲み物については、「マウスピース矯正中に食べられないものや飲めないものはあるの?」で解説しています。

 

外食時の注意②外出の内容によっては丸1日外すこともできるが低頻度で!

結婚式やパーティー、大事な取引先との会食などでは、逐一マウスピース矯正を着けたり外したりすることが難しいかもしれません。

その場合は、着けたまま食事をするのではなく1日外しておくという選択肢を選びましょう。

 

マウスピースは1日外しておくのは問題ないとされています。ただし、何日も連続でマウスピースを外したり、週1ペースでマウスピースを外したりといった高頻度でマウスピースを外してしまうと矯正の意味がなくなってしまいます。

ですのでマウスピースを外す頻度はなるべく低頻度にしておくと良いでしょう。

また、着けなかった日が丸1日あった週はその分、「次の日から付ける時間を長くする」「装着日数を増やす」など装着時間に応じて対応しましょう。

マウスピース矯正中に食べられないものや飲めないものはあるの?

マウスピース矯正中に禁止されている食べ物はありません。矯正中であっても、基本的に食事の際はマウスピースを外す必要があります。そのため、食事に関する規制はなく、自由に食事を摂ることが可能です。

一方で、水分補給はマウスピースをつけた状態でも行えます。ただし、飲み物の種類によってはマウスピース装着中に避けるべき飲み物がいくつかあります。

以下では、マウスピース装着時に避けたい飲み物を解説します。

 

マウスピース装着時に避けたい飲み物①熱い飲み物

飲み物の種類に関わらず熱い飲み物もマウスピース矯正中には避けてほしい飲み物です。

熱い飲み物は熱でマウスピースを変形させる可能性があります。マウスピースが変形してしまったまま装着すれば、矯正が予定通りに進まない可能性が出てきてしまうので、熱い飲み物を飲むときには必ずマウスピースを外しましょう。

 

マウスピース装着時に避けたい飲み物②お茶・コーヒー・ワイン

お茶、コーヒー、ワインといった色が濃い飲み物は、着色汚れの原因になります。

着色汚れが付いたからといって、マウスピース矯正の機能に影響が出ることはありません。ですが、着色したマウスピース矯正は衛生的にも審美的にも良いものとはいえません。

マウスピース矯正をしているときに、お茶やコーヒー、ワインを飲むならば、マウスピース矯正は外していただくのがおすすめです。

 

マウスピース装着時に避けたい飲み物③清涼飲料水・ジュース

マウスピース矯正中に特に避けていただきたいのが清涼飲料水やジュースといった砂糖が入っている甘い飲み物です。

通常、甘い飲み物を飲んだ後すぐに歯を磨かなくても唾液の自浄作用によって糖分を洗い流せているため、虫歯のリスクを低下させてくれます。

 

しかし、マウスピース矯正を装着している間は、マウスピースと歯の隙間への唾液の循環が悪くなっているため唾液が届きにくいです。

唾液が届きにくいということは、唾液による自浄作用がうまく働いておらず、歯とマウスピース矯正の間に虫歯ができるリスクが出てきてしまうのです。

 

甘い飲み物の中でも特に気をつけてほしいのが、清涼飲料水です。清涼飲料水は、糖分以外にもクエン酸やアミノ酸といった酸性の成分が含まれています。

これらの成分は長時間口の中にとどまることで虫歯のリスクを高めます。

 

もしも、マウスピース矯正中にうっかり清涼飲料水を飲んでしまったという場合には早めに歯磨きやうがいをしましょう。

また、可能であれば再度装着する前にマウスピースを洗いましょう。

 

マウスピース矯正は外出時や外食中にどうやって管理する?

外出時や外食時のマウスピースの管理方法について気になる方もいらっしゃるかもしれません。

歯をきれいに矯正していくためには実はマウスピースの管理も非常に重要。マウスピース矯正の管理方法についてご紹介します。

マウスピースの管理方法①ティッシュに包んで管理はダメ?

マウスピースは専用ケースで保管するのが基本です。

たまに、マウスピースケースを忘れてしまったという理由でティッシュで保管する方もいらっしゃいます。

ですが、専用ケース以外で保管すると、ほこりやごみが付着して雑菌が繁殖するリスクがあります。

また、ティッシュにくるまれているとごみと間違えられて捨てられてしまったり、マウスピースが入っていると気づかずに、外から力が加えられることによって変形するリスクもあります。

 

マウスピースが机の上に置かれているということも、他の人にとってはあまり良い気持ちもしないものです。

そのため、必ず専用ケースに入れて保管しましょう。

 

マウスピースの管理方法②外すのは食事のテーブルにつく前に!

マウスピースは食事前に外さなければなりませんが、もしも食事前にマウスピース矯正を外すために席を離れるのがめんどうであれば食事のテーブルにつく前にはずしてしまうのがおすすめです。

 

一旦テーブルについてしまうと、マウスピース矯正を外しに行かずにその場で外して放置してしまう方もいます。

そのまま放置は上述したように雑菌が増えたり、誤って力を加えたことによる変形や破損のリスクがあるため、避けたいものです。

雑菌の繁殖や変形するリスクを避けるためにも先にマウスピースを外しておきましょう。

 

食後のマウスピース矯正のケアは?

食後、正しくケアをしてマウスピースをお口の中に戻すことで、マウスピース装着中も快適に過ごすことができます。

食後のマウスピース矯正の正しいケアの方法をご紹介します。

食後のケア①食後は必ず歯を磨く!

歯に食べかすを残したままマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病を誘発するリスクがあります。そのため、食後は必ず歯を磨いてからマウスピースを装着しましょう。

また、外した後のマウスピースも軽くすすいでから装着すると衛生的にも良いです。

食後のケア②外食時はケータイ用のマウスウォッシュの活用も

外食先に歯を磨けるスペースがない、お酒を飲んでいて歯磨きがしづらいという場合にはマウスウォッシュを持ち歩くというのは非常に良い方法です。

マウスウォッシュを活用して口の中をきれいにし、とにかく口の中に食べかすなどがない状態でマウスピースを装着していきましょう。

もしも、マウスウォッシュが手元になければ、お水でうがいをするだけでも良いです。

 

まとめ

マウスピース矯正中は、マウスピースを外して食事をする必要があります。飲み物によってもマウスピースを外す必要があるので手間に感じるかもしれません。

ですが、マウスピースを正しく取り扱うことで、マウスピース矯正の効果を発揮して綺麗な歯を手に入れることができます。

外出先でもマウスピースを正しく扱っていきましょう。

 

 

<参考>
インビザライン矯正中の過ごし方は? – 仙台市青葉区上杉の歯科医院(歯医者)|北四番丁神田歯科|MI治療で、抜かない・削らない・痛くない|審美歯科,インプラント,リグロスを用いた歯周病治療,ホワイトニングも|堤通雨宮町・木町通・二日町・柏木からも便利です
マウスピースつけたまま食べれるものは?マウスピース矯正中の外食の心得も解説 | 歯科矯正ブログ – マウスピース矯正 Oh my teeth
マウスピースを装着したまま食事をしてもいいのですか? | 池袋駅前歯科・矯正歯科
マウスピース矯正中の食事における注意点~装着したまま食べていい?
インビザライン矯正中の食べ歩きについて詳しく解説 – はぴねす歯科

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この記事の監修者

歯科医師

髙橋 義充 先生

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