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2023/11/30
タフトブラシとは何?おすすめのタフトブラシや使い方と注意点も徹底解説!
目次
普通の歯ブラシだけではどうしても磨き残しがでてしまって困っている人も多いのではないでしょうか?
実は、歯ブラシにプラスして「タフトブラシ」を使用することで磨き残しが減らせます。
この記事では、タフトブラシの使い方から選び方や注意点、さらにおすすめのタフトブラシまでご紹介しています。
タフトブラシは歯ブラシの補助用具!超小型のため狭い部分でも磨ける
タフトブラシは、「ワンタフトブラシ」「プラウトブラシ」「エンドタフトブラシ」とも呼ばれ、歯ブラシでは届きにくい以下のような箇所の清掃に適した歯ブラシの補助用具です。
- 奥歯の奥(裏側)
- 矯正器具まわり
- 歯並びが悪いところや埋もれている親知らず
- 被せ物や抜けた歯のまわり
- 前歯の裏
- 生えている途中の歯や抜けた歯の周りなどの凹凸部分
- 歯と歯ぐきの境目
- 歯と歯の間
- 子どもの仕上げ磨き
あくまで歯ブラシの届かない場所の清掃を補助する道具ですので、「タフトブラシだけ」で歯磨きを済ませるのは大変です。
普通の歯ブラシでお口の大部分のお掃除をしてから、細かな部分だけタフトブラシを使用するのが一般的です。
タフトブラシの種類を解説
タフトブラシにも色々な種類があります。
ここからはタフトブラシの種類と選び方について解説しますが、歯科医院に相談しても良いでしょう。
ブラシの形状は山形と平形の2種類
タフトブラシのブラシ形状には山形と平形があります。
山形は文字通りブラシが山のように先端がとがっていて、平形は平らな形をしています。
毛の硬さが選べる
一般的にブラシの硬さは硬め、ふつう、やわらかめから選べます。
一部メーカーではさらに細かく硬さが設定されている場合もあります。
毛の長さは5mm〜1cm超えも
タフトブラシのブラシの毛の長さに違いがあります。
毛が長いと歯周ポケットの奥深くまで届きやすいです。
毛が短いと力の入れ具合が調節しやすいというメリットがあります。
タフトブラシの使い方や注意点と取り替え時期
タフトブラシの使い方と取り替え時期について解説します。
持ち方は「ペングリップ」が基本で優しく細かく動かす
タフトブラシは、鉛筆を握るように持つ「ペングリップ」で握ります。
歯と歯ぐきの境目は、境目に沿ってなぞるように動かします。
歯と歯の間は、クルクルと円を描くように細かく動かしましょう。
ゴシゴシと磨くと歯ぐきを傷つけるおそれがあるため注意しましょう。
上の前歯の裏側などは「パームグリップ」でもOKだが優しく磨く
タフトブラシの持ち方の基本は、力が強く入りにくいペングリップが良いとされています。
しかし、上側の前歯の裏側などはペングリップだと非常に磨きにくいため、その場合は、手をグーの形にして親指をグリップに添える「パームグリップ」でも大丈夫ですが、力の入りすぎに注意しましょう。
鏡を見ながら気になる箇所を掃除
タフトブラシで磨くのは、通常の歯ブラシで磨き残しやすい部分です。
もう一度タフトブラシで磨くのに適した場所をお伝えします。
- 奥歯の奥(裏側)
- 矯正器具まわり
- 歯並びが悪いところや埋もれている親知らず
- 被せ物や抜けた歯のまわり
- 前歯の裏
- 生えている途中の歯や抜けた歯の周りなどの凹凸部分
- 歯と歯ぐきの境目
- 歯と歯の間
- 子どもの仕上げ磨き
タフトブラシに歯磨き粉はつけてもつけなくてもOK
「タフトブラシに歯磨き粉をつけるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
タフトブラシは、歯磨き粉をつけてもつけなくてもどちらでもかまいません。
使用タイミングは歯ブラシ前後どちらでもOK
タフトブラシは、普通の歯磨きの前後どちらに使用するべきか悩む方も多いようです。
普通の歯磨きの前後どちらのタイミングが良いと決まりはありません。
もし迷った場合には、普通の歯磨きで広い部分を磨いてから、タフトブラシで磨くのが良いのではないでしょうか。
毛先が乱れてきたら取り替え時期
タフトブラシにも、通常の歯ブラシと同様に取り替え時期があります。
普通の歯ブラシ同様、ヘッド部分の毛が乱れてきたら取り替え時期ですので毛先の状態をチェックしましょう。
タフトブラシの選び方を解説
次にタフトブラシの選び方について解説します。
山形は先端が隙間に入りやすく平形は歯周ポケットに入りやすい
ブラシ部が山形になっていると、先端のとがっている部分が隙間に入りやすいです。
一方、ブラシ部が平らな平形は、歯周ポケットに入りやすい特徴があります。
毛の硬さは歯ぐきの状態で選ぼう
タフトブラシの毛の硬さは、歯ぐきの状態に応じて選びましょう。
歯周病など歯ぐきに異常がある時は、痛みがでにくいやわらかめを選びましょう。
硬めは毛先が隙間に入り込みにくいため、優しく丁寧に磨く必要があります。
仕上げ磨きには専用品を使おう
子どもの仕上げ磨きには、子ども用のタフトブラシを選びましょう。
子ども用はヘッドサイズが大人用よりも小さいため、子どもの歯を磨きやすくなります。
おすすめのタフトブラシを紹介
最後に、おすすめのタフトブラシを紹介します。
「プラウト」
山形のタフトブラシタイプです。角度のついたハンドルと高密度のPBT毛材のブラシで汚れを落とします。
硬さは3種類から、色もお好きな色を選べます。
インプラント専用のワンタフトブラシ「インプロ」
インプラントを傷つけないように専用の柔らかくしなやかな毛先のタフトブラシです。
平形のブラシで、硬さはオペ後ケア用のUSとメインテナンス用のSの2種類があります。
歯周病専用のタフトブラシ「ピーキュア」
歯周病によりデリケートになっている歯周組織に負担をかけずに汚れを落とす、歯周病専用のタフトブラシです。
山形のブラシで、歯周病の症状に応じて3種類の硬さから選ぶことができます。
「クリニカアドバンテージデンタルタフト」
日本歯科医師会推薦商品のクリニカアドバンテージデンタルタフトは、市場最小レベルのコンパクトヘッドにロング先細毛が特徴です。
すき間の奥までしっかりと歯垢を落とす手助けをしてくれます。
まとめ
通常の歯ブラシに加え、タフトブラシを使用することで凹凸や歯と歯ぐきの境目など、磨き残しやすい箇所の歯垢を清掃しやすくなります。普段よりも歯垢が取り除きやすくなることで、虫歯や歯周病、口臭の予防につながります。ぜひこの記事を参考に、通常の歯ブラシにタフトブラシをプラスして、清潔な口腔環境を保つのにお役立てください。
<参考>
タフトブラシとは?効果・使い方・おすすめまで歯科衛生士がすべて教えます! | キレイライン矯正【公式】|2万円から始められるマウスピース歯科矯正
「タフトブラシ」とは?効果的な使い方を知ってみがき残しをなくそう | Lidea(リディア) by LION
タフトブラシ|歯と口の健康研究室
ワンタフトブラシでの歯磨き
上手なデンタルフロスとエンドタフトブラシの使い方とポイント|岡野歯科医院
タフトブラシとは?デンタルフロスとの違いや選び方のポイントを解説します! – 高輪クリニックグループ | 東京都港区品川 内科 歯科
プラウト|株式会社オーラルケア
クリニカアドバンテージ デンタルタフト|製品ラインアップ|ライオン
歯の救世主~タフトブラシ | 船橋市東船橋の歯医者「ビバ歯科・矯正小児歯科」
【2023年】タフトブラシのおすすめ人気ランキング7選 | mybest
インプロ|株式会社オーラルケア
ピーキュア|株式会社オーラルケア
クリニカアドバンテージ デンタルタフト|製品ラインアップ|ライオン
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この記事の監修者
歯科医師
髙橋 義充 先生
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