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2023/11/14

歯科矯正治療の後戻り予防策・リテーナーとは|原因も紹介

目次

歯科矯正治療が終了した後は、歯周辺の組織が安定するまで「リテーナー」と呼ばれる後戻り防止用の装置を使用します。

リテーナーを使用しないと「高確率で歯並びが後戻りする」とも言われており、リテーナーは歯科矯正治療で整えた歯並びを持続させるために重要な役目を担っています。

この記事では、歯科矯正治療後の歯並びがなぜ後戻りしてしまうのか、リテーナーの重要性、後戻りしないための対策、後戻りとはどのような状態なのかを説明します。

治療後の後戻りが心配な人やリテーナーをついサボってしまう人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

歯科矯正治療の後戻りとは

歯科矯正治療の後戻りとは、歯並びを整えたにも関わらず元の状態に戻ってしまうことを言います。

歯科矯正治療が終了し器具を外した後、しばらくは歯を支える組織が不安定で後戻りしやすい状態です。

そのため、歯の周辺組織が安定するまでの期間は「リテーナー」と呼ばれる後戻り防止用の装置を使って支えます。

後戻りしてしまった歯並びを整えたい場合は、再度歯科矯正治療が必要になるケースもあります。

歯科矯正治療で後戻りする原因

歯科矯正治療後、「リテーナーをしているのに後戻りしてしまった」というケースがあります。

リテーナをしているにも関わらず後戻りしやすくなる原因は、以下が考えられます。

  • リテーナー装着時間が足りていない
  • 自己判断でリテーナー使用をやめてしまう
  • 歯並びに悪影響を与える癖がある

なぜこの3つの項目が後戻りに繋がるのか、理由を説明します。

歯並びが後戻りする原因①リテーナ装着時間が足りていない

歯並びが後戻りする原因の1つ目が「リテーナー装着時間が足りていない」です。

リテーナーを全く使用しなかったり、リテーナーの装着時間が基準に満たなかったりすると、せっかく整えた歯が高確率で後戻りすると言われています。

リテーナー開始直後は3時間以上外すだけでも歯が動いてしまい、時間をおいて再度装着する時は窮屈に感じたり痛みが出ることもあります。

矯正治療終了後、リテーナー(保定装置)を装着しないとほぼ100%後戻りが生じます。

どのくらい後戻りが起こるかは症例によって異なり個人差が大きいですが、矯正後の後戻りは避けられません。

引用元:Oh my teeth

リテーナーをサボることが後戻りの原因の多くを占めているとも言われています。

歯並びが後戻りする原因②自己判断でリテーナーを終了する

歯並びが後戻りする原因の2つ目が「自己判断でリテーナーを終了する」です。

歯の周辺組織が安定するまでの時間には個人差があり、リテーナー終了までの期間も人それぞれ異なります。

一般的に、保定期間は矯正治療にかかった期間と同じ期間が必要であるといわれていますが、リテーナーは人によってずっと使い続けたほうが安心なケースもあります。

また、歯並びや口周囲の筋肉、生活習慣などの影響によって後戻りの出方が変わるため、個人差がでます。

引用元:四日市くぼた歯科・矯正歯科

「1年経ったからそろそろ保定期間を終わりにしよう」と自己判断でリテーナーをやめてしまうと、後戻りするリスクが高くなるので注意しましょう。

歯並びが後戻りする原因③日常の癖が歯並びに悪影響を与える

歯並びが後戻りする原因の3つ目が「日常の癖が歯並びに悪影響を与える」です。

歯科矯正治療が終わった直後の歯周辺は非常にデリケートなため、過剰な圧が少しかかるだけでも歯が動いてしまう場合があります。

生活習慣によって歯や骨格にかかる力は、矯正装置の数倍とも言われています。

引用元:フォレスタ武蔵小杉矯正歯科

歯並びの後戻りの原因になりやすい癖は以下の通りです。

  • 歯ぎしり
  • 食いしばり
  • 頬杖
  • 横向きやうつ伏せ寝
  • 歯を舌で押し出す
  • 爪を噛む
  • 口呼吸をしている

これらの癖は、歯科矯正治療後の後戻りを助長する可能性があります。

歯並びの後戻りを防ぐための対策

歯科矯正治療終了後に歯並びを後戻りさせないために、以下の対策をしましょう。

  • リテーナー装着時間を守る
  • 自己判断でリテーナーを終了しない
  • 日頃の癖を見直す

装着期間の目安や後戻りを防ぐための具体的な対策を説明するので、リテーナーをサボってしまいそうな人や思い当たる癖がある人はぜひチェックしてください。

歯並びの後戻り予防策①リテーナーの装着時間を守る

歯並びの後戻り予防策の1つ目は「リテーナーの装着時間を守る」です。

保定開始直後はリテーナーを1日20時間以上装着することが推奨されています。

食事や歯磨き以外の時間は、リテーナーを付けたまま過ごしましょう。

矯正治療後の歯並びの安定には、この期間はとても大切になります。指示どおりのリテーナー使用がなされていない場合は、簡単に後戻りを引き起こしてしまいます。

引用元:まきの矯正歯科クリニック

歯磨きや食後に装着するのを忘れそうな人は、アラームをセットしたりメモを書いたりしておくと良いでしょう。

歯並びの後戻り予防策②自己判断でリテーナーを終了しない

歯並びの後戻り予防策の2つ目は「自己判断でリテーナーを終了しない」です。

一般的にリテーナーの使用期間(保定期間)は、歯科矯正治療の終了後1〜3年が目安と言われています。

保定期間はある日を境に終了というよりは、周辺組織の安定状態を見ながら徐々に装着時間を減らしていきます。

後戻りを防ぐためにも自己判断でリテーナーを終了せず、かかりつけの医師の指示に従いましょう。

歯並びの後戻り予防策③日頃の癖を見直す

歯並びの後戻り予防策の3つ目は「日頃の癖を見直す」です。

後戻りに繋がりやすい癖を再確認しましょう。

  • 歯ぎしり
  • 食いしばり
  • 頬杖
  • 横向きやうつ伏せ寝
  • 歯を舌で押し出す
  • 爪を噛む
  • 口呼吸をしている

これらの癖が、整えた歯並びに少しずつ影響を与えます。

できるだけ癖を直すように意識し、歯科矯正治療後の後戻りを防ぎましょう。

なお、舌の癖や口呼吸は歯科医院によってはMFT(口腔筋機能療法)というトレーニングを実施している所もあります。

気になる人はぜひ、かかりつけの歯科医院で相談してみてください。

まとめ

歯科矯正治療後は、歯の周辺組織が安定し後戻りしにくくなるまで、リテーナーと呼ばれる保定装置を使用します。

リテーナーの装着時間が不足したり保定期間を自己判断で中断してしまったり、歯並びに影響を与える癖があったりすると、後戻りするリスクが高くなります。

後戻りした歯並びは場合によっては再治療が必要になり、更なる費用や時間がかかってしまうこともあるので注意が必要です。

美しく整えた歯並びをキープし後戻りを防ぐためにも、医師の指示を守って保定期間を過ごし、リテーナーを正しく使うことが大切です。

 

 

<参考>
リテーナーしてるのに後戻りするのはなぜ?再矯正の必要性も解説
矯正治療の後戻り(リテーナー装着)
矯正後の後戻りは防げるの?自分で治せる?後戻りに関する疑問を解決します!
矯正した歯が「後戻り」する?
歯列矯正のリテーナーをさぼった!影響や対処法、後戻りの防止策を解説
歯並びは後戻りするの?後戻りしたらどうすればいいの?

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この記事の監修者

歯科医師

髙橋 義充 先生

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