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2023/11/14

マウスピース矯正中のマウスピース洗浄方法は?マウスピースの管理についても解説します!

目次

マウスピース矯正の洗浄方法を歯科医から教わってもついつい忘れてしまうということもあるかもしれません。

また、マウスピースは洗浄だけでなく正しい管理も重要です。

正しいマウスピースの洗浄方法と管理方法をここで覚えておきましょう。

マウスピース矯正で必須!マウスピースを洗浄する理由とは?

マウスピースは洗浄をしなくても少し洗えばよいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、マウスピースの洗浄はマウスピース矯正をしていくうえで非常に重要といえるのです。

マウスピースの洗浄が必要な理由は次の2つです

マウスピースを洗浄する理由①|歯のトラブルの原因になる

マウスピースを正しく洗浄しないと、マウスピースに付着している雑菌が繁殖する原因となってしまいます。

雑菌が繁殖すると口臭がきつくなったり、虫歯や歯周病のリスクが高まったりする可能性があります。

とくに注意したいのが虫歯や歯周病のリスクです。

マウスピースの雑菌がマウスピースをつけた時に、歯に移ってしまうと虫歯や歯周病となる可能性があります。もしも、虫歯や歯周病となってしまった場合にはマウスピース矯正を中断して、歯科治療をしなければなりません。

そのため、予定よりもマウスピース矯正を終了するタイミングが大幅に遅れてしまう可能性があります。

マウスピースを洗浄する理由②|マウスピースの劣化につながる

マウスピースを洗浄しないと、マウスピースに食べ物や飲み物の色がうつり、着色することがあります。着色をすることで、マウスピースが劣化してしまうことがあります。

マウスピース矯正をするなら知りたい洗浄方法とおすすめの洗浄剤は?

マウスピースの洗浄方法と洗浄するタイミングについてここから詳しくご紹介します。

なお、どんな洗浄剤を使えばいいか悩む方におすすめな洗浄剤もご紹介しますので、洗浄剤選びの参考へしてみてください。

マウスピースの洗浄方法①|水道水で優しく洗う

マウスピースを洗浄するときは水道水にあてながら毛先の柔らかい歯ブラシで毎日洗います。

ブラシ部分の毛が硬いとマウスピースを傷つける可能性があるためブラシの選びには注意し、定期的に歯ブラシは交換してください。

洗浄剤を使わずに水道水だけで洗浄も問題はありません。洗浄頻度は1日に1回程度で十分です。

マウスピースの洗浄方法②|洗浄剤で洗う

マウスピース洗浄剤には除菌や殺菌効果、脱臭効果があるので、マウスピースについたにおいが気になるという時や、しっかりと汚れを落としたいときには使用をおすすめします。

理想は毎日のケアを水道水で行い、週に1回洗浄剤で洗うという方法です。

 

マウスピースの洗浄剤にはつけおきタイプと泡タイプがあります。

つけおきタイプは洗浄剤を水に入れ、そのなかにマウスピースをつけおくだけなのでかんたんにマウスピース洗浄ができます。つけておく時間がかかりますが、5~30分程度なのでマウスピース矯正をするうえで負担にはならないでしょう。

泡タイプはマウスピース矯正に直接スプレーで吹きかけ、毛先の柔らかい歯ブラシで洗浄します。洗浄時間は1~2分程度でできるうえに、かんたんにできるのが特徴です。

洗浄剤を使ってマウスピースを洗浄する時は、洗浄剤に記載されている時間を守って使わないと、変形などのリスクがあるので注意しましょう。

マウスピースを洗浄するときの注意点

マウスピースをの洗浄をするときには、洗浄後もマウスピース矯正を書いて気にしていただくためにおさえておきたい3つの注意点があります。

マウスピースを洗浄をするときには以下の注意点を確認してから行いましょう。

マウスピースを洗浄するときの注意点①|歯磨き粉を使わない

歯磨き粉には研磨剤という成分が入っているので、マウスピースを傷つけてしまうことがあります。マウスピースが傷つくと、その傷に汚れや雑菌が溜まりやすくなりマウスピースの変色や、口臭などの原因になりかねませんので注意しましょう。

マウスピースを洗浄するときの注意点②|熱いお湯で洗わない

マウスピースは合成樹脂でできており、熱湯に弱いという特徴があります。40℃程度のぬるま湯なら問題ありませんが、40℃以上のお湯を使ってしまうとマウスピースが変形する原因になってしまいます。マウスピースが変形すると、期待している十分な効果を発揮できませんので注意しましょう。

洗浄後のマウスピースは矯正で使うまでどうやって管理する?

正しい方法で、洗浄したマウスピースは矯正で使うまでの管理方法が非常に重要です。洗浄後のマウスピースを矯正で使うまで管理するときにおさえておいていただきたいことは次の2つです。

洗浄後のマウスピース管理方法①|矯正で使うまで水気をきって保管する

濡れた状態のマウスピースは雑菌が繁殖しやすいです。

洗浄後は必ず丁寧に水気をきり、余裕があればしっかりと乾燥させてから保管しましょう。

洗浄後のマウスピース管理方法②|矯正で使うまでは専用ケースで保管する

マウスピースを保管する時は専用ケースでの保管がベストです。専用ケースはマウスピースの保管目的で作られているので、ほこりなどの付着も防げますし、マウスピースを良い状態で保管できるという特徴があります。

まれに、食事のときなど一時的にマウスピースを外したときにティッシュに包んで保管するという方もいますが、このような方法で保管すると雑菌が繁殖したり、誤って捨てられたりするリスクがあるため、おすすめできません。

マウスピースを正しく洗浄し、マウスピース矯正を滞りなく行おう

マウスピースは正しい方法で洗浄しないと変形や変色のリスクがあり、場合によってはマウスピース矯正を当初の予定通りに遂行できない可能性も出てきてしまいます。

マウスピースを洗浄するときには、さまざまな注意点があります。

ここでご紹介した注意点やマウスピースの正しい洗浄方法を抑えて、滞りなくマウスピース矯正を行っていきましょう。

 

 

<参考>
マウスピースの洗浄方法を歯科医師が解説!注意点やおすすめの洗浄剤も | hanaravi歯科矯正blog
【歯科医師監修】おすすめマウスピース洗浄剤4選!代用品の注意点も解説
矯正用マウスピースの洗浄方法を歯科医が解説|洗浄の頻度は?マウスピース洗浄の注意点も紹介します
マウスピース矯正の洗浄方法|最適な頻度や注意点まで歯科医師が解説

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この記事の監修者

歯科医師

髙橋 義充 先生

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