必見記事
2023/06/27
マウスピース矯正で美顔になれる!?顔の変化の具体例と理由を解説
目次
取り外しができ目立ちにくく、清潔を保ちやすいと人気の「マウスピース矯正」。
透明のマウスピースを歯に装着し、時間をかけて少しずつ歯を動かしていくのが特徴。
そのようなマウスピース矯正は歯並びの改善を目的とする治療ですが、歯並びだけでなく顔の変化にも期待できるって知っていましたか?
この記事ではマウスピース矯正で顔が変化する理由や、期待できる美顔効果、注意点などを紹介します。
マウスピース矯正で期待できる顔の変化とその理由
マウスピースは元々、歯並びの改善を目的につくられた治療器具です。
しかし、中にはマウスピース矯正を始めることで、顔に変化が現れる人もいます。
ここからは、マウスピース矯正で期待できる顔の変化を紹介するとともに、その理由について説明します。
マウスピース矯正で起こりうる顔の変化①小顔を目指せる
もともとの歯の状態によっては、マウスピース矯正を始めることで小顔を目指せます。
歯並びや噛み合わせが悪いケースを例に挙げてみましょう。
たとえば、開咬と呼ばれる不正咬合の場合、矯正治療によって閉じなかった口元が閉じるようになるため、小顔になります。
マウスピース矯正で歯並びや噛み合わせを治療することで、食いしばりが少なくなる場合もあります。その結果エラの筋肉がボリュームダウンし、顔が小さくなる可能性があります。
また、出っ歯などで口が閉じにくかった人は、矯正により歯並びが整うことで口が閉じやすくなり、小顔に見えることもあるでしょう。
マウスピース矯正で起こりうる顔の変化②顔の歪みへのアプローチ
もともとの歯の状態によっては、下記のような影響を受ける可能性があります。
歯並びが悪いと噛み合わせにも影響がでるため、顎の骨やバランスにも影響を及ぼし、顔の左右のバランスも悪くなり、顔が歪んでしまうことがあります。
マウスピース矯正で歯並びを治療することで、歯並びだけでなく口元やあごの骨のバランスも整い、顔の歪みへのアプローチにも期待できます。
マウスピース矯正で起こりうる顔の変化③痩せてスリムになる
マウスピースは飲食時に毎回外す必要があり、飲食後は歯みがきをしてからマウスピースを再装着しなければいけません。
その手順が面倒になり間食が減り、痩せるといったケースも起こっています。
また、矯正によって痩せてスリムになるケースでは、下記のような理由も考えられます。
マウスピース矯正などの歯科矯正で歯並び・嚙み合わせがきれいになると、食べ物をしっかりと噛めるようになります。よく噛むと満腹中枢が刺激されるので、少しの量でも満足できるようになり、結果的に体重が減ることがあります。
マウスピース矯正で起こりうる顔の変化④歯ぎしりが減る
歯やあごにかかる圧が少なくなった結果、顔に変化が現れる場合もあります。
寝ている間など、無意識の歯ぎしりは、歯や顎にかなりの圧力がかかっているのです。歯ぎしりをすることで顎の筋肉が発達しすぎてしまいます。
マウスピース矯正は、歯ぎしりのあごにかかる圧を和らげる効果にも期待できます。
マウスピースは寝ている間も着用するため、睡眠中などに無意識に歯ぎしりをしている人は、歯ぎしりのあごにかかる負担が減少するでしょう。
マウスピース矯正で起こりうる顔の変化⑤顔全体の印象が変わった
マウスピース矯正を始めて歯並びが整い、顔全体の印象が変わったという人もいます。
歯並びを整えることでスマイルラインが整い、口元がEラインの内側におさまるようになるのです。
マウスピース矯正に美顔効果があるとされる理由は、歯並びの改善による理想のスマイルライン・Eラインが整うからといえます。
【見出し】スマイル ライン |
上の前歯の右端から左端を結んだ曲線のこと。 下くちびるに沿うようにカーブが描けているのが理想。 笑顔が印象的なモデルや女優は、この線が整っていることが多い。 |
【見出し】Eライン | エステティックラインとも呼ばれる。鼻先からあご先を結んだ線に触れる位置にくちびるの先があるのが理想。美しいと評価される女優は、このEラインが整っている。 |
歯並びが整うことで清潔感が増したり、思い切り笑えるようになり魅力が増したりと、人の印象そのものが向上することもあります。
マウスピース矯正で美顔効果がでやすい人は?
先ほどは、マウスピース矯正をすることで起こる可能性がある顔の変化とその理由について紹介しました。
果たして、マウスピース矯正で美顔効果が出やすい人とはどのような人なのでしょうか。
出っ歯が気になる人
一般的に、出っ歯の人は口が閉じにくかったり上くちびる周辺が盛り上がっているケースが多いです。
出っ歯で上唇が突き出ている場合は、マウスピース矯正をすることで口元が引っ込み、理想のEラインを実現できる可能性があります。
マウスピース矯正をした結果、見た目が良くなることで自信を持てるようになり、笑顔が増えて魅力が増すケースもあります。
出っ歯の人は美顔効果が得やすい人といえるでしょう。
もともとエラの筋肉が発達している人
発達したエラの筋肉は、顔にボリュームをもたらします。
マウスピース矯正は、エラの筋肉が発達する原因の一つとされる歯ぎしりや食いしばりによる圧を緩和できるといわれています。
エラが張っている原因が、歯並びや噛み合わせが悪くて顎の筋肉が発達しすぎてしまっている人は、矯正をすることで小顔効果がでやすくなります。
もともとエラが張っている人も、小顔効果にも期待が持てるでしょう。
矯正をはじめて摂取カロリーが減った人
マウスピース矯正によって摂取カロリーが減り、痩せたことで美顔効果が現れるケースもあります。
マウスピース矯正は基本的に1日20時間以上の装着が必要です。
飲食時は、外す→歯磨き→再度装着する必要があり、これは間食の場合も同じです。
これらの手間を考えて間食の回数が減り、1日の摂取カロリーが減ったという人は少なくないでしょう。
さらに、摂取カロリーが減る背景には下記のような場合もあります。
マウスピース矯正で噛み合わせも治す場合、改善されると食べ物が細かくなるまでしっかり噛めるようになり、少量の食事でも満腹感を感じやすくなるため体重が減少する可能性があります。
マウスピース矯正に慣れるまでは、痛みや違和感で食事量が減る人も珍しくありません。
マウスピース矯正による顔つきの変化 Q&A
マウスピース矯正をすることで起こる顔つきの変化に対して、よくある質問と回答をまとめました。
顔の変化が心配な人や、顔に良くない変化が起こるケースは何なのかを知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
Q.老け顔に見えるって本当?
A.もともとの口元の状態によります。
出っ歯の人の場合、マウスピース矯正をして歯並びが良くなることで、上くちびるの周辺の盛り上がりが少なくなります。
元あった膨らみが減り、口元の皮膚が余ることで、たるんだように見えるケースがあります。
Q.顔や口元が伸びるって本当?
A.実際に伸びることは少ないでしょう。
人によってはマウスピースを口に入れた違和感で、厚みの分だけ口が伸びているように感じる場合があります。
装置を口に入れるため違和感を覚えるかもしれませんが、一般的なマウスピースは見た目に影響があるほど厚みはないのが特徴です。
抜歯が必要な場合は、もともと歯があった場所に空間ができたことで、口元が下がって見えるケースがあります。
Q.やつれて見えるって本当?
A.やつれて見えるケースもあります。
一つ目は、もともとエラが張っている人の場合です。
マウスピース矯正を始めてエラの筋肉のボリュームが少なくなると、ほほの辺りがやつれたように見えるケースがあります。
二つ目は、抜歯が必要な人の場合です。
抜歯前に盛り上がっていた部分がなくなり空間ができることで、ほほが痩せて見えることもあります。
【注意点】マウスピース矯正の目的は歯並びの改善
マウスピース矯正は、歯並びの改善だけでなく美顔効果も期待できます。
しかし、マウスピース矯正の本来の目的は歯並びの改善です。
美顔効果に期待を持てる部分もありますが、すべての人が必ず小顔になれたり顔の歪みが解消されたりするものではありません。
美顔効果は「あったらいいな」程度に思っておくのがおすすめです。
まとめ
マウスピース矯正は歯並びを整える目的に加えて、美顔効果にも期待できる治療であることが分かりました。
歯並びで悩んでいる人やマウスピース矯正が気になっている人は、まずは気軽にカウンセリングに行って、専門家の話を聞いてみてはいかがでしょうか。
<参考>
マウスピース矯正とは?効果・メリット・デメリット・ワイヤー矯正との違いを紹介 | 新宿の美容歯科・審美歯科・歯医者 東京先進医療クリニック
マウスピース矯正のデメリットと適合しない歯並びの症例をご紹介 | 葛西モア矯正歯科|葛西駅から徒歩0分・西葛西駅も徒歩圏内・江戸川区の矯正治療専門歯科医院
マウスピースで歯並びも顔も変わる?知っておきたいマウスピースの効果 | hanaravi歯科矯正blog
マウスピースで顔が変わる?後悔しないために必ず知っておくべきこと
マウスピース矯正で起こる顔の変化とその原因を紹介します
【出っ歯(口ゴボ)】でお悩みの方。矯正でも手術でもキレイに治ります
マウスピース矯正で痩せるって本当?その理由やメリットを詳しく解説! | 【公式】ばなな矯正歯科 恵比寿
最終閲覧日は記事更新日と同日
矯正方法をチェック!