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2023/03/31
安いマウスピース矯正が向いている人は?格安マウスピースブランドも紹介
目次
「矯正をして歯並びを整えたいけど、費用が高すぎる」
このようなお悩みを持ち、矯正を諦めた経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
しかし、現在は安いマウスピースでの矯正が急速に普及し、費用面でのハードルが低くなっています。
そこで今回は、安いマウスピース矯正の特徴や格安マウスピースのブランドについて解説します。
ぜひ最後までお読みください。
マウスピース矯正が安い価格で提供される理由
安いマウスピース矯正と聞くと、「矯正の質が低いのでは?」と不安を抱くこともあるでしょう。ですが、マウスピース矯正がなぜ安く提供されているかを知れば、安心できます。マウスピース矯正が安い価格でできるのは以下の理由によります。
部分矯正を対象としている
マウスピース矯正は部分的に歯並びを整える「部分矯正」を対象としているケースがあります。矯正の範囲が限定されるため、全体矯正よりも人件費や装置費用がカットされ、結果的に安い金額での提供ができます。
モニター価格が適用される場合がある
歯科医院によっては、モニター価格でのマウスピース矯正を提供をしている場合があります。
モニター価格での提供は、歯科医院側・患者側双方に大きなメリットがあります。
歯科医院側はモニター価格を設定することでより多くの患者を集めることができ、実績や症例数を増やすことが可能です。
モニター価格を適用する条件の例としてHPへの症例写真掲載、患者のSNSに歯科情報を投稿すること、アンケートへの回答が挙げられます。条件については事前によく確認して、納得したうえでモニター価格の矯正を申し込みましょう。特に症例写真掲載の場合は、個人の特徴がどの程度わかる写真が使われるのかも確認しておく方が安心です。
患者側は、モニターの条件として「計画に沿って自己管理をしながら矯正を進めること」を指示されます。モニターになることで責任感も持つこととなり、途中で投げ出さずに矯正を進めていくモチベーションに繋がります。
中間コストの削減
安いマウスピースは、中間コストを徹底的に削減して、低価格を実現しています。従来は、各歯科医院がメーカーにマウスピースを発注しており、その中間コストが矯正の価格に上乗せされていました。
しかし、安いマウスピース矯正ではマウスピースのメーカーが歯型の採取・精度の高いマウスピースの提供・矯正のサポートを一連の流れで担うため中間コストを削減できています。
人件費の削減
現在はコンピューターを活用したマウスピース制作が浸透しています。短時間で精度の高いマウスピースを生産できる環境が整っており、人件費も大幅に削減できています。
また、マウスピース矯正はワイヤー矯正とは異なり歯科医院での調整が不要なため、結果的に歯科医の人件費の削減にもなっています。
安いマウスピース矯正がおすすめできないケース
安いマウスピース矯正は魅力的ですが、万人向けではない点に注意しましょう。安いマウスピース矯正がおすすめできないケースは、以下になります。
重度の歯並びの乱れがある場合
重度な歯並びの乱れがある場合は、マウスピース矯正を受けられない可能性があります。
そのままの状態でマウスピースを装着するのは難しく、まず抜歯をして歯が並ぶスペースを確保することが必要なケースも存在します。
ご自身の歯並びに不安のある方は、まずは歯科医師に相談し、適切な治療法を選択しましょう。
骨格性の異常が見られる場合
上顎や下顎が前に突き出ている場合のように、骨格が原因となる歯並びの乱れはマウスピース矯正の費用に関わらず矯正のみで改善することは難しいです。
歯並びの改善にあたって、外科手術の併用が必要になります。
重度の歯周病がある場合
重度の歯周病がある状態で矯正を始めた場合、歯が抜ける場合や歯周病がさらに進行するリスクがあります。したがって、方法やマウスピース矯正の費用を問わず矯正自体が困難です。
歯周病は、歯茎や歯を支えている骨などが溶ける病気です。軽度な歯周病であれば歯科でのクリーニングで症状を改善でき、矯正が可能な場合もあります。
多くのインプラントが入っている場合
歯科では、歯を失った場合の治療として人体に馴染みやすい素材でつくられた「インプラント」を顎の骨に埋め込み、上に人工歯を取り付けることがあります。インプラントが入っている場合、広範囲の歯と歯根を人工物で固定している状態のため、歯の移動ができません。
しかし、インプラントが矯正を妨げない場合は、マウスピース矯正が可能な症例もあります。
マウスピース矯正が向いている人
マウスピース矯正が向いているのは以下のような人です。
自己管理ができる人
マウスピース矯正は、自分が主体となって進めていく矯正治療法です。
「指定された装着時間を守ること」「計画通りに通院すること」「マウスピースを日常的にクリーニングすること」を徹底する、自己管理能力が必要とされます。
矯正していることを周囲に知られたくない人
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用するため、周囲の人に矯正していることを知られずに進められます。接客の仕事をしている方にもおすすめです。
金属アレルギーのある人
マウスピースは金属パーツを使用していないため、金属アレルギーを持つ人も安心して使用できます。
ワイヤー矯正の装置は、ニッケル等の金属アレルギーの原因を引き起こす物質が含まれる場合があります。
ワイヤー矯正中の歯磨きに自信がない人
マウスピース矯正は自分で取り外しができるため、通常の歯磨きが可能です。
ワイヤー矯正の場合、歯磨き自体に苦労する人が多いのも事実です。きちんと歯磨きをしているつもりでもワイヤー矯正装置と歯の隙間に汚れが詰まりがちで、虫歯のリスクが高まります。
結婚式や就職活動等を控えている人
大切なイベントである結婚式や就職活動に向けて、部分的にでも歯並びを整えたい人はマウスピース矯正が向いています。
結婚式の数か月前から歯並びが気になる部分を優先的に整えていけば、該当部分の歯並びがある程度綺麗になった状態で当日に臨むことができます。また、結婚式当日はマウスピースを外した状態にして、その後マウスピース矯正を再開することが可能です。一生に一度の結婚式を後悔なく迎えるのにマウスピース矯正は適しています。
就職活動においても、歯並びが整っているとよりよい印象を与えることができます。
口元に自信がある状態で面接に臨むことで、自然な笑顔を見せることができ、はっきりとした受け答えもしやすくなります。
重要なイベントを意識したマウスピース矯正は、自己管理を徹底するモチベーションにもなるでしょう。
安いマウスピース矯正で効果を得る方法
安いマウスピース矯正で最大限の効果を得られるように、以下のことに留意しましょう。
信頼できる歯科医を探す
矯正をする際、歯科医との信頼関係は大切です。
理想とする歯並び、そもそもマウスピース矯正が適しているのかを相談し、納得するまで丁寧に説明をしてもらえるかは大きなポイントです。
自己管理を徹底する
マウスピース矯正では、1日あたり20時間以上マウスピースを装着しなければ計画通りに歯が動かないリスクが強まります。そのため食事と歯磨き以外の時間は、一日中マウスピースを着けて過ごすこととなります。現実的に、自己管理ができるかどうかは事前に検討しておきましょう。安いマウスピース矯正とはいえ、自己管理ができずに投げ出してしまってはお金の無駄になってしまいます。
チューイーを噛む
マウスピース矯正では、マウスピースを装着しながらロール状のチューブである「チューイー」を噛むことも必要です。チューイーは、マウスピースを歯にフィットさせて計画通りに矯正を進めるためのツールです。
チューイーを噛むのを怠った場合、マウスピースが歯から浮いてしまい、矯正の効果が薄れてしまいます。マウスピース矯正の効果を出すためにもチューイーを噛むことを忘れないようにしましょう。
違和感はすぐに相談する
マウスピースの装着感に違和感を感じた場合は、放置せずにすぐに歯科へ相談しましょう。早めに相談すればするほど、すぐに処置をしてもらうことができます。具体的な処置としては、マウスピースを交換するタイミングの調整や噛み合わせの治療をする場合があります。
格安マウスピース矯正サービスを選ぶ際の注意点
格安マウスピース矯正をするうえで、マウスピースのブランドや通院する歯科を選ぶ必要があります。上手にサービスを選ぶために、以下の点に注意しましょう。
安さの理由を把握する
金額のみを見て歯科医院を決めるのではなく、安さの理由も合わせて確認しておくことが重要です。なぜ安いのかを明確にしておくことで安心して矯正を進めていくことができます。安さの理由について不安がある場合は、初診の際に口頭で確認しておくのがおすすめです。
医師とのコミュニケーションが取りやすいか
矯正は一度病院に行って終わりではなく、歯科医師とは長い付き合いになります。
歯科と患者が二人三脚で矯正を進めていくので、コミュニケーションが取りやすい医師を選ぶことは極めて重要です。不明点について曖昧な点を残さず答えてくれるか、患者のことを第一に考えて矯正プランを提案してくれるかをしっかりと確認しておきましょう。
また、メリットだけではなくマウスピース矯正のデメリットやトラブル対応についても明確にしてくれるかも要確認です。「患者が来てくれればそれで良い」というような歯科を選ぶと後悔する可能性もあります。
格安マウスピースを扱うブランド
マウスピース矯正のブランドは多数ありますが、その中でも格安なブランドを紹介します。最終的に掛かる費用は個人によりますが、できるだけリーズナブルなブランドを選ぶのも賢い選択です。
エミニナル
エミ二ナルの矯正は、500症例以上の矯正治療実績を持つ歯科医が担当しています。
マウスピース矯正が向いていない患者には、他の治療法をおすすめすることを大切にしながら適切に判断をしています。
提携院数 | 全国45院 |
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価格目安 | 月々3,600円~ |
総額価格目安 | 軽度の矯正の場合、13~47万円 |
公式サイト | https://emininal.excite.co.jp/ |
マウスピース矯正ローコスト
マウスピース矯正ローコストは、ブランド名の通り低価格でマウスピース矯正を提供しています。症例数は810件を超え、患者目線で丁寧なプランを提供しています。
提携院数 | 全国250院以上 |
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価格目安 | 月々3,000円~ |
総額価格目安 | 23万1,000円〜41万8,000円 |
公式サイト | https://mouthpiece-lowcost.com/ |
キレイライン
キレイラインは、矯正に掛かる費用の高さの問題を解決するために生まれたマウスピース矯正ブランドです。現在も提携数を拡大しています。
提携院数 | 全国40院以上 |
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価格目安 | 月々3,000円~ |
総額価格目安 | 23万1,000円〜41万8,000円 |
公式サイト | https://kireilign.com/ |
まとめ
安いマウスピース矯正は気を付ける点もありますが、費用面で矯正を諦めていた人にとって、一つの選択肢となります。
「なぜこんなに安いのか」と不安になる場合は、安さの理由を事前に把握しておけば、安心して矯正を始めることができます。モニター価格が適用される場合は安さだけでなく、モチベーションの向上にも繋がるので積極的に検討してみるのもおすすめです。
最初のうちは、慣れないマウスピースの着脱・管理に戸惑うこともあるかもしれませんが、矯正を進めるにつれて日常生活の一部になっていくでしょう。
安いマウスピース矯正でも、医師の指示を守り自己管理をしていけば効果を期待できます。
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